古墳 パズル

Scrollsaw work /

材:特殊合板

2重パズル。 

各層に謎があり、合わせる事で何かのモチーフが出来上がる。 1層の奥には、埴輪の王が眠っている。 写真には掲載していないが、これを納める木製の枠もある。

 そこそこ難しいよ。 ハニホーーー。


Concept & Prologue 


ぼくが幼少を過ごした所には、教科書に掲載されるような大きな貝塚公園がある。

海は遠いのに、掘ればあちこちから貝殻が出てくる。


「むかしは、ここは海だったんだって。」


恐竜の骨は出てこなかったけれど、貝殻を並べて遊んだ。

時折、キレイな貝殻が出てきた。 それは貴重な宝物だ。

あちこちに小さな探検家がいた。


泥だらけになって、土を掘ったり、虫や植物と遊んだ。

色んなものがそこにあった。

カブトムシやクワガタ、バッタやカマキリ、蝶々、様々な虫を追いかけ探し、走り回った。

たくさんケガして、家に帰った。



改めて、

ぼくは、たくさんの命や物の上に立っている。

色々なものに活かされている。

そう思う。

作者

糸日谷 晃

東京造形大学デザイン科にて美術・デザインを学ぶ。
博物館に就職。 学芸員業務、工作室の運営に尽力。
ワークショップやイベントの企画、題材のデザイン・開発を手がけ、講師を務める。
現在、岡山県最高峰-後山の麓に工房を構えて活動中。


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