マーろう Mal-low

Marble toys  - series no.4

ビー玉シリーズの4作目。

これまでのコンセプトを踏襲しつつ発展させました。

起承転結の「結」として制作した品です。


シンプルなデザインですが、おもちゃが持っている様々な役割を担います。


窓から覗くビー玉の色は回転運動により規則正しく変化します。

また、特定の振り方を行うことで瞬時に任意の色へ変化させることができます。

フォルムはエンジン設計にも応用されている「ルーローの三角形」をベースに作図し、心地よく転がりやすく、力加減によっては止まりやすい状態にしています。また、偏心しているので、起き上がりこぼしの様になります。


「マーろう」の名は、「回ろう/回そう」、「ルーロー」、「マロン(栗)」の語感をイメージしています。


「mal-low」の表記は、葵(mallow)の花弁が品の形に似ている事を由来としています。

なお、葵の花言葉には、「豊穣」「恩恵」「温和」「母の愛」「大望」「気高く威厳に満ちた美」などがあります。



Concept & Prologue 


学生の頃にスタートし、

都会から山奥に移り住み、



様々な地域、環境に出向き、

道中、色々な人や木に出会い、

視、聴き、触れ、考え、


工房に籠っては、

コツコツと研究と制作。


次はどんな景色が見えるのか、

それを糧に暮らしてきました。


そして、

これまでの成果としてすべてを包括する様な品を


あーでもない、こーでもないと

日夜考え続け、


何の兆しもなく、

ふと、生まれたものが「マーろう」です。




〇参考画像

初めてみる景色



時、場所、物、何かが変われば見るモノも変わります。



その時々によって、

見える景色も変わります。

同じ事を繰り返しているようで、

変化しています。


下記ネットショップページにて販売いたしております。


作者

糸日谷 晃

東京造形大学デザイン科にて美術・デザインを学ぶ。
博物館に就職。 学芸員業務、工作室の運営に尽力。
ワークショップやイベントの企画、題材のデザイン・開発を手がけ、講師を務める。
現在、岡山県最高峰-後山の麓に工房を構えて活動中。


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